2025年度セミナー開催

16年ぶりに、再び【あのセミナー】開催します!!

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<腰痛治療アップデート2025>

2009年、我々はグリーンライトネットワーク協賛のもと、当時「最新」だった腰痛理論をテーマにセミナーを開催しました。

そして2025年7月
16年の時を経て、再びグリーンライトネットワーク協賛で、当時ご一緒した同期の青柳先生とともに再び登壇させていただくことになりました。

あれから世界の腰痛治療・痛みの研究はどう進化したのか?
2009年にお話した内容は、いまでも通用するのか?
腰痛の「今」を科学的に【再検討】するセミナーを開催いたします。

今回は、海外の研究や現代痛み科学(Modern Pain Science)、2025年10月に行われる日本腰痛学会での最新の情報も踏まえながら、【腰痛治療のアップデート】をお届けします。

今回のセミナーは単発ではなく、オンライン(Zoom)にて月2回・全12回(6か月間)にわたるシリーズ形式で開催します。

医療従事者の方はもちろん、トレーナー、整体師、ボディワーカー、痛みで悩むすべての方へ。
「あの時の知識」が今も通用するのか、「時代遅れ」あるいは「進化」なのか検証してみませんか?

ご興味ある方は、ぜひご参加ください!当日ご参加できない方はアーカイブス参加も可能です。(当日ご参加された方も後日アーカイブスで復習できます)

【全12回受講された方には修了書を発行致します】

📅 開催期間:2025年7月〜12月(オンライン全12回/月2回ペース火曜日20時15分~)
(玉田担当)7/1 ・8/5 ・9/2 ・10/7 ・11/4・ 12/2
(青柳担当)7/15・ 8/19・ 9/16・ 10/21・ 11/18・ 12/16

👥 講師:青柳大士・玉田篤史
🎓 テーマ:「 腰痛治療アップデート2025」

💰受講料:(12回一括)6万円 (ご希望の講座6回一括)4万5千円 (ご希望の講座1回)各1万円
📍 申込はこちらをクリック
※Facebookで青柳もしくは玉田と繋がっている方はメッセンジャーにて直接ご連絡ください

(協賛) グリーンライトネットワーク
http://www.green-light.jp/
けんこうカイロプラクティックセンター 
https://www.ishikawacho-chiro.com/
FB個人ページ 青柳大士
うみかぜカイロプラクティック 
https://umikaze-chiro.com/
FB個人ページ 玉田篤史

講座内容(玉田)

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第1回「Dr,サーノのTMS理論はオワコンなのか?」その理論背景は時代遅れor進化

Dr,サーノの理論背景には「構造異常=痛みではない」「痛みの原因はストレス(抑圧された感情」がありますが、当時異端児扱いされ、主流医学とはなり得なかったTMS理論でしたが、近年の痛みの研究においてTMS理論が再評価される動きも見られるようになってきました。神経科学や脳画像研究の進展により、「痛みは脳でつくられる体験である」という概念が広まり、Dr.サーノが提唱した“心因性の痛み”という考え方が、現代的な言葉に置き換えられつつあります。現代においてTMS理論は過去の遺物なのでしょうか?それとも、現代の“痛みの脳科学”の文脈で、形を変えて蘇ろうとしているのでしょうか?

第2回「痛みとストレス(抑圧された感情)」

TMS理論の「痛みの原因はストレス(抑圧された感情)である」という考え方が現代では「イエローフラッグ(心理社会的要因)」として再定義され、TMS理論が示唆していた“心と身体のつながり”が、より実証的な形で臨床の現場に取り入れられるようになってきています。しかしTMS理論のように“心だけに原因を求めすぎる”アプローチに対する批判も残されており、バランスの取れた視点が求められています。第2回目ではブルー・ブラック・オレンジなど多様なフラッグシステムの全体像や日本で始まっている「新イエローフラッグ」への動きをご紹介致します。

第3回「3か月以上の痛み=慢性痛ではありません」時間ではなく『脳』がポイント

次に重要なのは、“痛みの期間=慢性痛”という誤解です。たしかに定義上は3か月以上が慢性痛とされますが、実は“時間の長さ”よりも“脳の関与”がポイントになります。痛みの記憶や過剰な警戒が脳に刷り込まれ、結果的に身体が反応し続ける──それが慢性痛の本質です。

第4回「寝ていれば治るは本当!?」Motion is Lotion 運動はクスリ

“安静が一番”という考え方は、もはや過去のものです。現代では『Motion is Lotion(動きは潤滑油)』という言葉が広まっています。運動は、血流を促し、痛みの回路をリセットする働きもあります。もちろん、無理は禁物ですが、“少しずつ動く”ことが回復の近道になる場合が多いのです。このような数々の誤った知識を最新のエビデンスとともにご紹介します。

第5回「痛みとはキケンを知らせる電気信号」電気はどこから発生するの?

痛みとは、実は“身体が危険を知らせるための電気信号”です。皮膚や筋肉にセンサーがあり、そこから電気信号が脊髄・脳へと送られます。ですが、すべての信号が“痛み”として感じられるわけではありません。脳がその意味をどう解釈するか──そこが鍵になります。

第6回「構造を超えて痛みの痛みの意味を考える」現代的疼痛治療へのパラダイムシフト

最後は、構造にとらわれない痛みの理解です。たとえば、MRIで椎間板ヘルニアがあっても痛みがない人もいれば、画像では異常が見られないのに強い痛みを訴える人もいます。つまり、構造的な問題だけでは説明しきれない痛みがあるということ。これからの痛み治療は、“その人にとって痛みとは何か”という問いに向き合う、パラダイムシフトが求められています。TMS理論からより進化した現代的な疼痛治療を海外の動向から学ぶことで、“痛みとは単なる組織損傷ではなく、その人の人生の物語である”ということを再確認できます。これからの時代に必要なのは、構造だけでなく「人」を診る医療です。

講座内容(青柳)

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第1回
腰痛診療の2009年からの変遷(学会情報より)&2024年日本腰痛学会レポート

2009年から参加している日本腰痛学会情報より、現在までの変遷を考察します。去年10月に開催された日本腰痛学会より最新の情報をレポートします。

第2回
日本腰痛診療ガイドライン2012→2019→未来へ①

日本版腰痛ガイドライン2012年版と2019年第2版の比較と解説と共に今後の展望を考察します

第3回
日本腰痛診療ガイドライン2012→2019→未来へ②

第4回
2025日本腰痛学会 in 富山 1日目レポート&能登地震被災地視察レポ(準備が間に合わない場合、他の内容の場合あり)

今年10月に富山で開催される日本腰痛学会の最新情報と能登半島地震の被災地を視察してくる予定なので、能登の現状や被災の状況等をご紹介する予定です

第5回
2025日本腰痛学会 in 富山 2日目レポート&能登地震被災地視察レポ②

第6回
2025日本腰痛学会レポート総括&今後の腰痛診療への展望
全5回の総括とみらいの腰痛診療への展望を考察します

『セミナー参加特典』
私の回に5回以上オンタイムで出席された希望者に、過去に有料(5.400円)で販売していた腰痛学会の参加報告レポートを差し上げます
• 第19回(2011)と第24回(2016)のものになります
• 10年以上前の生の情報はどうだったのか、5年で変化はあったのか、読み比べてみて頂くのも一興です

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