第3回講座内容
前半 痛みのミカタ概要Ⅲ(アプローチ)
【痛みのアプローチ】 なぜ「回復する人」がいる一方で、「慢性化してしまう人」がいるのか?回復へのキーポイントを理解することが今回のテーマ
■「すぐ治る人」と「なかなか治らない人」の違い
・「痛覚」と「痛み」の違い
・慢性疼痛患者の特徴
・「脳内活動パターンの違い」
■中枢機能障害性疼痛
・繊維筋痛症(Fibromyalgia)
・FM患者の特徴的な脳内機構
・下行性疼痛抑制系の機能低下
■慢性疼痛に有効な治療法
・運動療法(エクササイズ)
・認知行動療法
後半 痛みの神経生理学(Ⅲ) 10月末完成予定
【調整・認知)】 本来備わっている「痛みを抑える働き」について神経生理学的に理解することが今回のテーマ
■下行性疼痛抑制系の神経生理学的メカニズムについて
・興奮について(復習)
・抑制について
・「興奮性シナプス」と「抑制性シナプス」
■2種類の下行性疼痛抑制系について
・セロトニン系
・ノルアドレナリン系
■どうすれば下行性疼痛抑制系が活性化するのか?
・活性化させる2つの要因
・脳報酬系(ドーパミンオピオイドシステム)
・2種類のドーパミン発火
■ドーパミンシステムを破綻させる原因
・「サニーブレイン」と「レイニーブレイン」
・扁桃体の過剰亢進
・前頭前野の機能低下による慢性疼痛
・恐怖条件付けによる「痛覚」と「苦痛」
■様々な鎮痛作用
・好きなことをすることによる鎮痛
・期待することによる鎮痛
・考え方を変えることによる鎮痛
・不安をなくすことによる鎮痛
・運動(エクササイズ)による鎮痛
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